乳歯が受け口
(反対咬合)の場合

ケースバイケースですが、可能なら治療する方が望ましいでしょう。3~5歳頃に簡単な装置を使い、治療を開始します。

むし歯やケガ等で
乳歯を失った場合

歯があるべき箇所にないまま放置すると、その空間を埋めてしまうように歯が動いたり永久歯が傾いたり。結果的に永久歯の生える場所がなくなったりします。そういったことがないように、隙間を保つ装置を使い、正常な生え代わり=永久歯のきれいな歯並びを導きます。

乳歯の位置が異常で
生えてこられない場合

乳歯の位置が異常なために、乳歯が途中から生えてこない場合、永久歯に悪影響があるので、抜歯しなければなりません。そうなる前に、奥深くにある歯が生えてこられるようにします。

審美的な悩み
がある場合ほか

いろいろなケースがありますが、歯並びが悪いと、大きな口を開けて笑いづらく感じてしまいがち。
これは、しばしば見られることです。明るく楽しくいたいときに、引け目を感じてしまい、性格に影響を与えるのではと心配になります。
また、将来永久歯に生えかわる、乳歯は抜けてしまうからと放置される方もおられますが、生えかわりの時期に、スペースを確保できず永久歯になって歯並びが悪くなる原因のひとつになることも。さらに、将来、骨格の問題が起こらないよう、顎の成長をコントロールして、正しい成長方向に導いていきます。

歯並びが気になるなら、できれば治療した方がメリットは大きい