初期むし歯を抑える

初期むし歯を抑えるには定期健診も大切

食べ物や飲み物を摂取すると、口の中は酸性になり(歯の脱灰)、食べ終わると唾液で中性に戻ります(歯の再石灰化)。毎日毎日、これが繰り返されます。むし歯は、歯の表層(エナメル質)から始まります。むし歯が進行し、穴が見える状態になると、自然治癒では治らず、削ったり詰めたりと治療が必要です。

むし歯が進行し、象牙質まで進むと、痛みなどの症状があります。しかし、初期むし歯は無症状・無自覚、目にも分かりづらいので、定期的にチェックをお勧めします。初期むし歯を早期に発見、初期むし歯のうちに専門家による歯の清掃と高濃度フッ化物塗布などの対策して、ずっときれいな歯を保ちましょう。

乳前歯のむし歯治療

乳歯の前歯は積極的に治療を

「ほおっておいても生え替わるから」でなく、乳歯であっても小さなむし歯の元は、永久歯のむし歯の原因や歯並びを悪くする原因になるので、治療するべきです。
とくに、乳前歯のむし歯は、友達にも見えます。前歯が欠けた子どもが減少している昨今、心理面の理由からも、きれいに治してあげたいです。

むし歯の芽をつむ治療
なら短時間で

むし歯の芽をつむ治療なら短時間で

初期むし歯や比較的軽度の小さな穴ができたむし歯であれば、短時間で対処・治療ができます。
歯医者さんに慣れるまで、ブラッシングや食事指導およびフッ化物塗布を中心に定期健診を行い、歯医者さんがお子さんの味方だ、素敵な笑顔を作るお手伝いをしてくれるんだ、と分かってもらえるよう、関係を構築します。